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2024.06.26
第6回「アジア慢性期医療学会」韓国で開催 中国代表団は併せて日本医療機関も訪問

2024年6月20~21日、コロナ禍を経て、日中韓3カ国慢性期医療関係者待望の「アジア慢性期医療学会」が、韓国・釜山で開催されました。日々向上医療サービスグループは「アジア慢性期医療協会」中国分会の発起人、またメンバーの一員として、今回も運営に参画いたしました。

  

  

第6回となったこの度の学会でも、学術交流を深め、より一層の協力関係を築くべく、予防・診断・治療・リハビリテーション・介護など多岐にわたるテーマについて、活発な議論が展開されました。アジア各地の専門家や医療機関の代表、また医療政策担当者らが一堂に会し、最先端の研究や実践の成果を惜しみなく分かち合う得難い機会となったといえるでしょう。

  

  

同月20~26日には、中国代表団が学会開催地・釜山の「東亜大学校病院」を訪問されたのみならず、日本にもお越しになりました。

  

  

ご来日の際には「がん研有明病院」のほか、リハビリテーション施設や幹細胞治療クリニック等へ日々向上医療サービスグループ(日本本部)がご案内し、日本の最新医療事情をご視察いただきました。慢性疾患の管理やリハビリテーション、また介護サービスの理念や最新モデルなどについて、現場から広くアジアの将来を見据えた意見交換の場を設けられたことは、国際医療交流コーディネーターとして大きな喜びであり、ご尽力いただいた関係者各位に、あらためて心より感謝申し上げます。

  

  

さらに同月25日には、鳩山由紀夫元首相を訪ね、慢性期医療分野における日中韓3カ国協力の歩みと学会の成功をご報告いたしました。鳩山元首相にもこれまでの実績を高くご評価いただき、慢性期医療事業を引き続きできる限り支援したい、と有り難い激励のお言葉を頂戴いたしました。

  

  

「アジア慢性期医療協会」は2010年に日本・東京で発足後、現在では日本・韓国・中国(加入順)を正式加入国とし、会員医療機関数も1万を超えました。

  

「アジア慢性期医療学会」も日中韓3カ国で順番に開催され、各国の経験を共有かつ蓄積する場として成長してきました。いまや慢性期医療の研究と実践において、日中韓3カ国をつなぐ架け橋、また交流のプラットフォームとして、多大な貢献をしているといっても過言ではないでしょう。

  

日々向上医療サービスグループは「アジア慢性期医療学会」中国分会発起人として、2014年3月に「中国慢性期医療協会」発足の準備を始めて以来十年余り、「アジア慢性期医療協会」および「中国慢性期医療協会」の一員として、各協会の運営にあたっております。ますます重要度を増す「アジア慢性期医療協会」および「中国慢性期医療協会」、ならびに「アジア慢性期医療学会」の活動に今後も邁進してまいりますので、どうぞご期待ください。

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