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2013.08.16
遺伝子診断で超早期がんの発見が可能に
遺伝子診断と画像診断の違いをご存知でしょうか? CTやPETといった画像診断は、がん細胞の個数が10の9乗、つまり10億個を超えたあたりから診断可能になります。これでも画像診断では「早期がんが見つかってよかった」と言われるレベルですが、そこから生命に危険があると考えられる10の11乗個に達するまで、そう余裕はありません。人間ドックでは異常なしとされながら半年もせずにがんになった話も聞かれますが、これは検査時のがん細胞がギリギリ診断できない数で、その後に進行してがんが見つかったケースです。がん細胞が生まれて画像診断ができる大きさになるまで、個人差はありますが5年から20年はかかります。そうした超早期段階でがんの発見を可能にしたのが遺伝子診断なのです。がん細胞の一部は崩れて血中に流れ出てきます。そこで患者さんの血液を少し採り、がん細胞に関わる遺伝子の有無を調べます。弊社の提携する医療機関では、特定している120のがん細胞について診断を行っています。
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