Category Archives: News & Topics (JP)

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がん研有明病院国際医療室御一行様 日々向上国際株式会社北京事務所ご来訪

2024年7月31日(水)午後、がん研有明病院の皆様:

  

消化器センター肝・胆・膵外科医長 国際医療室室長 伊藤寛倫 先生

経営本部企画部長 大垣健太 様

国際医療室課長代理 張薇 様

  

が弊社北京事務所へお越しくださいました。コロナ禍が明けて初めての北京ご訪問とのことで、大変光栄に存じます。

  

弊社からは北京事務所総経理・楊東波らがお迎えし、これまで築いてきたパートナーシップをより一層強化すべく、大変前向きな意見交換を行うことができました。
  

がん研有明病院御一行様を弊社北京事務所にお迎えして

がん研有明病院(Cancer Institute Hospital of JFCR)は、がん研究会(がん研)が1908年に設立して以来すでに100年余りの歴史を有し、日本のがん治療分野を切り拓いてきたともいうべき、がん専門医療機関です。その卓越した専門性は日本国内のみならず、国外でも知られるところで、長きにわたり日本トップの治療実績を堅持している診療科も少なくありません。海外からもたくさんの方々が治療に訪れ、とりわけ消化器、頭頚部外科、婦人科の各診療科、また骨肉腫、乳がんの治療データについては、一貫して世界トップレベルにあります。
  

がん研有明病院

日々向上国際株式会社は「がん研有明病院指定国際医療交流コーディネーター」として、がん研有明病院で治療を希望される患者様に、専門的かつ包括的なサービス――セカンドオピニオンの各種お手続(遠隔、あるいはご来日受診時の同行等を含む)、ご訪日時の身元保証・治療サポート等――を提供してまいりました。長年の積み重ねをご評価いただき、おかげさまで互いに確固たる信頼関係を構築して現在に至ります。

  

今回のディスカッションでは、がん研有明病院から診療科に関する最新の情報のほか、近年の治療データの動向などをご共有いただきました。また弊社北京事務所の医療サービススタッフより、中国国内の現場でフォローが必要になる局面などについてフィードバックいたしました。そして今後も中国国内で訪日治療を希望する患者様のため、両者協力して、さらに専門的かつ効率的な医療サービス体制を構築していくことを約し、会合を終えました。
  

がん研有明病院・張薇様から弊社医療顧問チームに、各種がんに関する治療データや術後生存率の統計データなど最新情報をご紹介いただきました

がん研有明病院をはじめ、日本の優れた医療機関や診療科、またがんのスクリーニング検査などの医療サービスについて、最新の情報をご入用の方がいらっしゃいましたら、弊社の北京・上海事務所、または東京本部までお問い合わせください:

  

北京事務所:中国 86-北京 10-6461-7880,北京 10-6461-3880

上海事務所:中国 86-上海 21-6385-6282

東京本部  :東京 03-6233-7171

  

訪日医療サービスを専門とするスタッフが、ワンストップでスピーディーに対応いたします。例えば日本の名医とのマンツーマンによる遠隔セカンドオピニオンや、特定の疾患に強い病院・クリニックのご紹介、また医療滞在ビザの手配から日本の医療機関での診療まで、訪日治療に関する疑問や不安に誠心誠意お応えいたしますので、どうぞ遠慮なくご相談ください。

第6回「アジア慢性期医療学会」韓国で開催 中国代表団は併せて日本医療機関も訪問

2024年6月20~21日、コロナ禍を経て、日中韓3カ国慢性期医療関係者待望の「アジア慢性期医療学会」が、韓国・釜山で開催されました。日々向上医療サービスグループは「アジア慢性期医療協会」中国分会の発起人、またメンバーの一員として、今回も運営に参画いたしました。

  

  

第6回となったこの度の学会でも、学術交流を深め、より一層の協力関係を築くべく、予防・診断・治療・リハビリテーション・介護など多岐にわたるテーマについて、活発な議論が展開されました。アジア各地の専門家や医療機関の代表、また医療政策担当者らが一堂に会し、最先端の研究や実践の成果を惜しみなく分かち合う得難い機会となったといえるでしょう。

  

  

同月20~26日には、中国代表団が学会開催地・釜山の「東亜大学校病院」を訪問されたのみならず、日本にもお越しになりました。

  

  

ご来日の際には「がん研有明病院」のほか、リハビリテーション施設や幹細胞治療クリニック等へ日々向上医療サービスグループ(日本本部)がご案内し、日本の最新医療事情をご視察いただきました。慢性疾患の管理やリハビリテーション、また介護サービスの理念や最新モデルなどについて、現場から広くアジアの将来を見据えた意見交換の場を設けられたことは、国際医療交流コーディネーターとして大きな喜びであり、ご尽力いただいた関係者各位に、あらためて心より感謝申し上げます。

  

  

さらに同月25日には、鳩山由紀夫元首相を訪ね、慢性期医療分野における日中韓3カ国協力の歩みと学会の成功をご報告いたしました。鳩山元首相にもこれまでの実績を高くご評価いただき、慢性期医療事業を引き続きできる限り支援したい、と有り難い激励のお言葉を頂戴いたしました。

  

  

「アジア慢性期医療協会」は2010年に日本・東京で発足後、現在では日本・韓国・中国(加入順)を正式加入国とし、会員医療機関数も1万を超えました。

  

「アジア慢性期医療学会」も日中韓3カ国で順番に開催され、各国の経験を共有かつ蓄積する場として成長してきました。いまや慢性期医療の研究と実践において、日中韓3カ国をつなぐ架け橋、また交流のプラットフォームとして、多大な貢献をしているといっても過言ではないでしょう。

  

日々向上医療サービスグループは「アジア慢性期医療学会」中国分会発起人として、2014年3月に「中国慢性期医療協会」発足の準備を始めて以来十年余り、「アジア慢性期医療協会」および「中国慢性期医療協会」の一員として、各協会の運営にあたっております。ますます重要度を増す「アジア慢性期医療協会」および「中国慢性期医療協会」、ならびに「アジア慢性期医療学会」の活動に今後も邁進してまいりますので、どうぞご期待ください。

「北京国際医療旅遊展覧会」に出展 7回連続の参加で訪日医療をご案内

2023年11月19~21日、第19回「北京国際医療旅遊展覧会」が北京で開催されました。

「国際医療旅遊展覧会」にはこれまで60を超える国・地域から、世界でも著名な病院や医療サービス機関など2,000余りが参加。その規模は中国のメディカルツーリズム業界で、トップクラスを誇ります。

日々向上医療サービスグループは今回で7回連続の出展となり、訪日医療を専門とするコーディネーターとして長年培ってきた経験と実績に基づき、ご来場の皆様から寄せられたさまざまなお問い合わせにお答えいたしました。

 

 

日中国交正常化50周年記念イベントに参加

2022年9月29日、日中国交正常化から50周年となる記念すべき日を迎えました。この日をお祝いするさまざまなイベントが、日中両国の元総理大臣や大臣経験者、また商工業・文化・医療・保健衛生など各界を代表する方々をメンバーとする慶典組織委員会の皆様のご尽力により、東京で盛大に催されました。

 記念日当日の午後には「日中茶話会 -日中医薬交流-」も開催され、弊社代表取締役・楊楊もご招待をいただき、出席してまいりました。日中間で医薬・保健衛生分野の架け橋となってくださっている政府関係者や著名な専門家の先生方、また医薬界をリードする方々がそれぞれ異なる角度から50年来の交流の歩みを振り返り、併せて両国が将来にわたって協力してゆくビジョンや目下直面している課題について掘り下げた、広範にわたる意見交換も行われました。

 今回の茶話会を通じ、参加者はあらためて「日中医薬界の協力体制をより強固にすることは、両国ひいてはアジア各国の人々に必ずや保健・衛生・健康の増進をもたらす」との認識を共有するに至り、記念イベントは成功裏に幕を閉じました。

国立がん研東病院連携「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」グランドオープン!

2022年6月30日、翌7月1日にグランドオープンする治療支援型ホテル「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」に、国立がん研究センター東病院よりご招待をいただき、当社代表取締役・楊楊が、素晴らしい施設の内外をあらためて拝見してまいりました。

このホテルは、日本各地から国立がん研究センター東病院へ治療に訪れる患者様とそのご家族が日ごとに増加している現状を受け、宿泊場所の不足を解決すべく計画から3年余りの時間をかけて、国立がん研東病院の敷地内に建設されたものです。

 ホテルは日本国内のみならず海外からの患者様のご利用も視野に入れており、外国からいらっしゃる方々が困難を抱えがちな食事や生活面での課題についても、設計の初期段階から考慮されてきました。

 当社も長年にわたり国立がん研東病院と信頼関係を築いてきた国際医療コーディネーターとして、スタートの段階からさまざまなご提案をさせていただきました。ホテルに設けられた145部屋のうち7部屋については家庭的なデザインが採用され、滞在するお客様は簡易キッチンで自炊をすることもできます。さらに室内に電子レンジや洗濯機も置かれ、フェニックステレビ(鳳凰衛視)等の中国語の衛星放送も導入されるに至りました。

 診察室に直結している客室もあり、専門医やスタッフが必要に応じて患者様やご家族のもとへ足を運んでくださるそうです。

 また患者様の心情にも細やかな配慮がなされ、入院・リハビリテーション期間中の生活が無味乾燥なものにならないように、お金をかけずにリラックスしたり散歩をしたりすることができる、周囲の自然環境を活かした散策コースも準備中とのことでした。

 そのほかにも非接触型エレベーターやバリアフリー通路、さまざまな小型ウェアラブル検査機器、車いすに乗ったまま衣服を掛けられるクローゼット、栄養を補うと同時に治療で口にできない食品は避ける等、それぞれの体調に合わせたメニューを提供できるレストラン、ロボットによる自動ルームサービス、24時間常駐のケアスタッフ等々、患者様やご家族の生活を支援するための気配りが随所に見受けられました。

 患者様やご家族が最も気にされる費用面でも、驚くべきことに、スイートルームについては若干高めではあるものの、総じて良心的な価格設定となっています。現在のような円安の状況下であれば、外国人患者様であればおそらく受け入れられる価格帯であり、コストパフォーマンスは非常に高いといえるでしょう。

 世界最先端ともいうべき国立がん研究センターの医療技術と、連携ホテルによるヒューマンケアが融合した時、どのような化学反応が起きるのか。国立がん研究センター東病院連携ホテル「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」の今後に、期待が高まるばかりです。

日中粒子線治療(陽子線・重粒子線・BNCT)技術イノベーション学術フォーラムに参加

2022年6月11~12日、日本と中国の医療関係者による「粒子線治療(陽子線・重粒子線・BNCT(ホウ素中性子捕捉療法))イノベーション学術フォーラム」がオンラインで開催され、当社からも代表の楊楊のほか、東京・北京オフィスのスタッフが参加いたしました。

 フォーラムでは、日中両国の院士(中国科学院および中国工程院の会員)や教授をはじめとする研究者、臨床の専門家、研究開発機関の責任者らが一堂に会し、粒子線治療の効果や設計原理、また将来的な諸課題等について、さまざまな角度から専門的かつ実践的な見地に立った活発な議論が展開されました。

 今回は陽子線や重粒子線による治療方法のみならず、BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)にも注目が集まりました。最新の多門照射式BNCT設備はSiC(炭化ケイ素)半導体技術によって加速器を78cmにまで小型化することに成功しており、重さは約40t、本体の大きさは4×3×3mほどで、CT設備よりやや大きい程度。原子炉がいらない“次世代のBNCT”とも称され、京都府立医科大学ロームBNCTセンターですでに臨床試験も始まっているとの報告に、出席者の関心が大きく高まるのを感じました。

 中国から日本へがん治療にいらっしゃる患者様をサポートさせていただいている我々としても、粒子線によるすべての治療法が、今後より一層効果的に用いられることを願ってやみません。過去の形式にとらわれない既存設備の改良策、あるいは革新的な治療機器が創出され、人類共通の敵であるがんの攻略に一歩でも近づけることを祈るばかりです。

国立がん研究センター東病院胃外科長・木下敬弘先生のオンライン講座をライブ配信

2022年3月30日、国立がん研究センター東病院胃外科長・木下敬弘先生をお招きして、中国国内の患者様を対象としたオンライン講座を、全球腫瘤医生網(GLOBAL ONCOLOGIST NET)と弊社の共催でライブ配信。木下先生はこれまでにも中国で手術や講演を重ねてこられた方で、中国文化にも造詣が深く、日中両国の医学交流に力を尽くされています。
  

  今回のオンライン講座では木下先生から、日本の胃がん5年生存率が卓越している理由や日本の胃がん治療の優位性、またほかに類を見ない国立がん研究センターならではの胃がん手術についてご講義をいただき、中国の患者様にどのようなご提案ができるのか、ご解説をいただきました。新型コロナウイルスの感染が広がるなか、日本の先進的な胃がん手術の知見についてインターネットを通じて中国国内の患者様へご案内いただき、さらには患者様から寄せられたご質問にもオンラインでお答えいただくなど、木下先生の専門的で大変親身な応対には、ご参加いただいた患者様らから感謝の声が続々と寄せられ、ライブ配信は大好評のうちに幕を閉じました。木下先生も今回の取り組みを高くご評価くださり、日本医療と中国国内の患者様との懸け橋として、日中友好にも貢献する非常に意義のある活動と評していただきました。

中国非公立医療機構協会情報化専門委員会成立大会・社会弁医智慧健康創新大会開催

2021年7月17日、日々向上国際株式会社が日本代表等を務めている中国非公立医療機構協会が、情報化専門委員会成立大会および第1回社会弁医智慧健康創新大会(ソーシャル・メディカル・スマート・ヘルスケア・イノベーション大会)を上海で開催。関係各界トップにお集まりいただいたディスカッションには、弊社も協会の慢性病管理分科会常務理事として、北京法人代表・楊東波が参加いたしました。

 

 会場では慢性病管理分科会会長で北京大学教授の武陽豊先生や、同副会長兼秘書長の郭躍先生らがそれぞれ、ヘルスケア事業の関連業界における成長と成果、および展望について積極的な意見交換を行い、医療の情報化、スマート・イノベーションの融合、産業の将来性について議論を重ねました。メディカル・ヘルスケア産業を代表する方々が一堂に会し、グローバル・スマート・ヘルスケア・イノベーション医療について共に語り合い、おかげさまで大成功のうちに幕を閉じることができました。

 

 


Medical Excellence JAPAN 医療渡航フォーラム設立記念マッチングイベントに参加

 2021年7月16日、Medical Excellence JAPAN 医療渡航フォーラム(MTフォーラム)設立記念マッチングイベントが開催され、日々向上国際株式会社もオンラインで参加いたしました。


 MTフォーラムは、医療機関と医療渡航支援企業の信頼関係の構築を促し、日本への医療渡航の健全な発展と日本の医療の国際化に寄与するべく、一般社団法人Medical Excellence JAPANのご尽力で活動が開始されたフォーラムです。


 この度のMTフォーラム設立記念マッチングイベントにも、医療機関や医療サービス機関が多数参加。弊社もメディカルツーリズム草創期に創業した国際医療コーディネーター(登録№B-010)としてフォーラム会員に加えていただき、今回の催しにも出席いたしました。「患者様中心の合理的医療」(患者様を中心と考える、エビデンスに基づく合理的な医療)を提供すべく、弊社もMTフォーラムの一会員として、医療機関・国際医療コーディネーターの皆様と力を合わせ、今後も患者様おひとりおひとりに安全、かつ信頼してお任せいただけるような医療サービスを提供してまいります。

Medical Excellence JAPAN「日中医療連携セミナー」に日々向上もオンライン登壇

 2020年12月18日・23日の2日間、一般社団法人Medical Excellence JAPAN主催「日中医療連携セミナー」がオンラインで開催され、日々向上国際株式会社も登壇の機会を頂戴いたしました。

 「日中医療連携セミナー」は患者様および政府、また医療界をつなぐプラットフォームを目指すものとして、日中両国間のメディカルツーリズムに関する最新情報を共有し、併せて両国の文化や考え方について、より一層お互いの理解を深める場ともなりました。新型コロナウイルスの感染拡大により現在、海外渡航は制限されていますが、患者様によっては医療滞在ビザを取得して日本で治療を受けることができています。必要な方が快適かつ安全に訪日され治療の機会を得られるように、この度のセミナーでもさまざまな意見交換が見られました。

 「日中医療連携セミナー」には今回、日中両国の医療分野の専門家、医療機関、医療サービス関係者が参加。日々向上国際株式会社も、いまや100社を超える国際医療コーディネーターの中でも草創期より参画してきた企業(外務省・経済産業省登録№B-010)として、日本医療の優れた点等について解説するお時間をいただきました。コロナ禍における日中両国のメディカルツーリズムに、幾ばくかでも貢献できればと願っております。