Category Archives: News & Topics (JP)

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COVID-19予防と治療を目指す世界医療界サミット IMECCと共に世界保健デーに開催

 2020年4月7日(火)の「世界保健デー」に、日々向上国際株式会社が理事兼日本代表を務めるIMECC(中国非公立医療機構協会国際協力交流工作委員会)の国際平和基金会が、新型コロナウイルス肺炎の予防と治療に関する経験の共有を目指した「世界医療界サミット」をオンライン開催。日中両国のほか、ロシアや英国等の専門家にご参加いただきました。

 日本からは著名な専門医・谷本哲也先生をお招きし、日本の現況をご紹介いただいた上で、新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるべく闘いを続ける世界の医療関係者のために、日本で実施されている諸策とそのポイントについて詳しいご解説をいただきました。谷本先生は中国(上海)復旦大学公共衛生学院教授・姜慶五先生とCOVID-19に関する論文も共同発表(http://rs.yiigle.com/m/yufabiao/1184335.htm)。海外の専門家とも積極的に研究を進めておられ、今後も新型コロナウイルスに関する英語論文を発表されるご予定とのことです。弊社としても引き続き、日本および世界におけるCOVID-19感染拡大防止に、国際医療コーディネーターとして出来得る限りのことをしてまいります。

ゲスト:
中国非公立医療機構協会常務副会長兼秘書長 郝徳明氏
西安国際リハビリテーション医学センター院長 賀西京氏
武漢アジア心臓病医院董事総経理 葉紅氏
香港特別行政区食物・衛生局元局長 高永文氏
モスクワ国立大学応用医学センター生物医学プロジェクトマネージャー Viktor Fersht
英国駐上海総領事館デジタル健康主管 Timothy Johns

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国立国際医療研究センター諸研究を支援 外国人医療環境向上へ向けた取組(2017年~)

  国立国際医療研究センターが2017年に実施した日本の医療機関における外国人診療環境整備のための研究について、弊社は中国人患者様に対するインタビューのサポートをさせていただきましたが、さらに引き続き2018~19年についても、在留外国人の療養支援に関する研究について同様のサポートをさせていただきました。国立国際医療研究センターの研究諸事業に足かけ3年にわたり関わらせていただいたことは誠に光栄で、また日本の医療機関における外国人患者様たちの環境改善にわずかなりとも貢献できたとすれば幸甚の至りです。今後も日本医療の国際化を進めるべく、日々向上医療サービスグループ一同精進してまいります。

第14回「北京国際医療旅遊展」に出展 日々向上医療サービスグループは6年連続

  2019年11月22~24日、弊社は第14回「北京国際医療旅遊展」に出展。今回の展示会は展示総面積1万㎡に及び、日本のほか米国・タイ・ウクライナ・カンボジア・ドイツ、そして開催国の中国が参加し、多くの国・地域から出展した医療機関・医療サービス機関は200余、来場者も1万5千人を超え、過去最高の盛況となりました。弊社は6年にわたり参加を続けており、たくさんのお客様から訪日医療に関するご相談をいただき、専門家として長年の経験に基づいた回答あるいはアドバイスをさせていただきました。

中国から視察団来日 国立国際・がん研有明・三田・板橋中央・江戸川ほか医療機関を訪問

 2019年9月2~6日、中国から医療専門家グループがご来日。国立国際医療研究センター病院・がん研有明病院・国際医療福祉大学三田病院・板橋中央総合病院・江戸川病院等を訪問し、学術から病院管理に至るまで積極的な意見交換が行われました。今回の視察団は日々向上グループが企画・運営したもので、数十名規模の見学に際し多大なるご協力をいただきました各医療機関の皆様には、あらためて心より感謝申し上げます。
国立国際医療研究センター病院

国立国際医療研究センター病院

国立国際医療研究センター病院

国立国際医療研究センター病院

がん研有明病院

がん研有明病院

がん研有明病院

がん研有明病院

三田病院

三田病院

三田病院

三田病院

板橋中央総合病院

板橋中央総合病院

板橋中央総合病院

板橋中央総合病院

江戸川病院

江戸川病院

江戸川病院

江戸川病院

「第5回アジア慢性期医療学会」日韓から100名、計800名超の専門家が上海で一堂に

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2019年6月21~22日、「第5回アジア慢性期医療学会」が中国・上海国際コンベンションセンターで開催され、弊社代表・楊楊が中国慢性期医療協会(中国非公立医療機構協会慢性疾患管理分会)副秘書長および非公立医療機構協会国際合作工作交流委員会(IMECC)日本代表として、日韓両国のご来賓をもてなしました。会場では日中韓3カ国からお越しいただいた800名を超す専門家が、アジアにおける慢性疾患の予防とマネジメントについて情報交換と討論を繰り広げました。

アジア慢性期医療協会は、慢性期医療分野における学術交流と疾病管理に関する情報共有を通じアジアの発展と人々の健康を実現することを目指して2010年に東京で設立され、現在は日本・韓国・中国(加入順)等を正加入国とし、1万を超す会員(医療機関)を有しています。

日々向上医療グループは、中国非公立医療機構協会慢性疾患管理分会(中国慢性期医療協会)発起人およびメンバーとして2014年3月より中国協会の立ち上げ並びにアジア協会への加入に関わり、この度の学会の開催と運営を主導させていただきました。

アジア協会成立から10年近くの時を経て、国際学会も日本と韓国ですでに4回開催されてきましたが、今回は初めて中国協会の主催による大規模な学会となりました。上海市衛生健康委員会共産党委員会書記・黄紅氏が上海市衛生健康委員会を代表して日韓両国あるいは中国各地から訪れたご来賓と専門家の方々に歓迎の意を表し、海外からはアジア慢性期医療協会理事長・中村哲也先生や日本慢性期医療協会副会長・矢野諭先生、また韓国慢性期医療協会会長・金徳鎮先生をはじめ、病院長、医療技術者、慢性疾患・腎臓病・疼痛管理に関連する医薬業界関係者およそ100名にお集まりいただき、ごあいさつをいただきました。

関係各位には主催者を代表し、このほど頂戴いたしましたご支援にあらためて感謝申し上げます。学会の成功はひとえに皆様のお力添えあってこそであり、これからも日々向上医療グループに何卒ご指導ご鞭撻を賜りたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。

中日韩嘉宾合影 最右边的是日日向上董事长杨杨 最左边的是日日向上董事黄华

中日韓3カ国のご来賓と
右端が弊社代表取締役・楊楊

THE JAPAN TIMES「医療観光」特集にコメント 人民日報海外版・環球時報ほかに転載

 2019年5月16日、日本で最も歴史のある英字紙THE JAPAN TIMES(1897年創刊)がメディカルツーリズムについて特集。弊社北京事務所副総経理・李鑫が取材を受け、日本の医療機関が外国人患者を迎え入れる際の「おもてなし」やシステム、また受け入れ態勢の整備等について現場の経験に基づき回答し、ご掲載をいただきました。

Chinese tourists to Japan switch from shopping sprees to medical services (THE JAPAN TIMES)

 翌17日には、人民日報海外版および環球時報がTHE JAPAN TIMESの記事を抜粋して転載。さらに中国国内ネットメディアが多数転載を重ねる等、いま話題のニュースとして取り上げられました。
 多くのネットメディアが今回の報道を転載した現象が示すように、中国では海外渡航医療、とりわけ訪日治療・健診に対する関心が日に日に高まっています。日々向上医療サービスグループは、日本政府が医療観光を本格始動した2010年からメディカルツーリズム事業を開始し、2013年にはその実績が認められ、外国人経営企業としては初となる経済産業省「国際医療コーディネーター」にも登録(№B-010)。以来一貫して、主に中国国内の患者様に日本の医療サービス(治療・健診)をご紹介して参りました。今後も日中両国医療の架け橋として、より多くの患者様・お客様に寄り添い、医療を専門とするコーディネーターならではのきめ細やかで質の高いサービスを心がけて参ります。

ボアオ・アジアフォーラム「日中医療健康交流会」日々向上もプロジェクト一員として参加

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2019年3月27日午後、翌日のボアオ・アジアフォーラム2019年年次総会開幕式に先立ち「日中医療健康交流会」(分科会)が開催され、来賓としてボアオ・アジアフォーラム諮問委員会主席・福田康夫元首相、マーガレット・チャン世界保健機関(WHO)前事務局長、曾培炎中国国務院元副総理、林幹雄自由民主党幹事長代理、王路海南省人民政府副省長らが出席されました。シンポジウムでは昨年10月26日の第1回「日中第三国市場協力フォーラム」で覚書が署名交換された「万泉城」プロジェクト(※)をはじめ、日中両国の医療健康分野における協力事業について専門家らが意見交換。日々向上医療グループも「万泉城」プロジェクトの一員として、昨年のボアオ・アジアフォーラム2018「日中がん予防シンポジウム」に続き、日々向上国際株式会社代表取締役・楊楊が参加いたしました。

(※)覚書名称:「一般社団法人Medical Excellence JAPANと海南博鰲楽城開発控股有限公司との日中医療協力による海南島博鰲における『がん医療関連施設群建設事業』及びアジア第三国に対する医療事業協力の推進に関する覚書」

日中医療関係者間交流の一幕 後列右が弊社代表取締役・楊楊

日中医療関係者間交流の一幕
後列右が弊社代表取締役・楊楊

ボアオ「抗がんシリコンバレー」顧問が一堂に 光免疫療法について小林久隆先生も講演

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2019年3月3日(日)夜、ボアオ「抗がんシリコンバレー」万泉城プロジェクトのシニアエキスパート顧問団として、日本ひいては世界のがん治療分野で最も権威ある先生方が一堂に会し、今後の日中両国の協力体制について検討会を開催。がん研有明病院名誉院長、東京大学医学部附属病院元院長をはじめ、順天堂大学医学部附属順天堂医院・日本医科大学付属病院・東邦大学医療センター大森病院・千葉大学医学部附属病院・杏林大学医学部付属病院・虎の門病院等、中国で最高等級とされる病院「三甲医院」(三級甲等医院)にあたる医療機関の主任教授ほか、重粒子線治療センター長、国立がん研究センターや小児がん治療ではトップクラスとされる国立成育医療研究センターの病院長ら約40名の専門家が出席し、活発な意見交換が行われました。またノーベル生理学・医学賞の有力候補とされる腫瘍治療研究の第一人者・小林久隆先生も最新の光免疫療法についてご講演。日本の技術である光免疫療法は現在、米国ですでに第3相試験に入りFDAの承認もまもなくと言われています。弊社も日中合同「抗がんシリコンバレー」構想に参画する一員として、中国ボアオにもこの新技術がもたらされ、ひとりでも多くの患者様にとって待ちに待った福音となることを願ってやみません。

小林久隆先生と (左は弊社代表取締役・楊楊)

小林久隆先生と
(左は弊社代表取締役・楊楊)

中国海南省・省長ほか幹部ご来日 がん研中央・慶應・順天堂各院へ日々向上も同行

  2018年10月31日、中華人民共和国・海南省代表訪問団が日本の医療機関を視察。沈暁明海南省長は慶應義塾大学病院の予防医療センターを訪れ、最先端の人間ドック施設を見学されました。また日本の厚生労働省局長にあたる幹部ご一行は、国立がん研究センター中央病院のBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)施設、ならびに順天堂医院のリハビリテーション室およびCPC(セルプロセッシングセンター)を訪れ、積極的な情報交換が行われました。日々向上医療グループからも代表・楊楊が同行させていただきました。

「日中第三国市場協力フォーラム」が人民大会堂で開催 日々向上も医療分野で連携

 2018年10月26日、北京の人民大会堂で第1回「日中第三国市場協力フォーラム」が開催され、日本政府からは、安倍晋三内閣総理大臣、世耕弘成経済産業大臣、河野太郎外務大臣が、中国政府からは、李克強総理、鍾山商務部長、何立峰国家発展改革委員会主任が出席したのをはじめ、日中の財界トップを含め約1,500名が参加し、活発な議論が行われました。
 また今回のフォーラム開催にあわせ、両国の政府関係機関・企業・経済団体等の間で52件の協力覚書が署名交換され、インフラ、物流、IT、ヘルスケア、金融など、幅広い分野に渡って日中両国の協力を約するものとなっています。
 日々向上医療グループも、この度結ばれた「一般社団法人Medical Excellence JAPANと海南博鰲楽城開発控股有限公司との日中医療協力による海南島博鰲における『がん医療関連施設群建設事業』及びアジア第三国に対する医療事業協力の推進に関する覚書」に、ボアオ・アジアフォーラム2018日中合同「抗がんシリコンバレー」構想から引き続き参画しています。